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大阪駅、停電につき

昼過ぎに大阪駅へ到着。しかし様子が変です。

プラットホームから階段を下ると、その先は真っ暗でした。 Teiden_003

工事中かと思っていたのですが、
実際は変電所のトラブルで停電だったそうです。

幸い、列車はダイヤ通りに運行していました
が、ごく一部の照明を除いて、
コンコースの照明・券売機・自動改札・電光掲示板・
エレベーター・エスカレーター・自動販売機が
ダウン。

暗闇の中でコンコースを歩くのは、
人とぶつからないようにしないといけない
のですが、あちこちで人がぶつかっていました。
私もだいぶん向こうから歩いてきた人と鉢合わせ
になりました。


数時間後、帰りに電車に乗るときもさらにTeiden_001_1
駅構内は混雑。
あとで分かりましたが、復旧までに約5時間
かかったそうです。

行きも帰りも停電に遭遇した私は、よほど
タイミングが悪かったようです。

ホームの上で、寒いからお茶でも買おうと
思ったので自販機の前まで行きました。

でもそこで、動いていないことにハタッと
気がつきます。
つくづく自分は電気仕掛けの日常にどっぷり
浸かっていたんだなぁ、などとこのときばかりはTeiden_002_2
思いました。

それはそうと、JRは非常時の対策を
何も立てていなかったのでしょうか?

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カイセンドンよ、永遠なれ。前編

題して、
『冬の味覚を食べ納め!北陸金沢グルメ紀行!!Kanazawa07_023
~きみは海鮮丼の向こうに幸せを見たか!!!~』
といったところでしょうか。

4年ぶりに、石川県の金沢市内を旅しました。
冬の金沢といえば、雪がしんしんと降るイメージを
もっていたのですが日中の気温は12℃。暑いくらいです。

JR金沢駅は、以前訪れたときより、
すっかり様変わりしました。

鼓門(つづみもん)から向こう側は、
ガラスと鉄骨の骨組みで屋根がかけられています。

「おもてなしの心」を表現しているそうです。Kanazawa07_001
流れるような曲線の屋根がキレイでした。



近江町市場です。



近江町市場といえば、
「金沢市民の台所」として、280年の歴史があり、
今でも約180軒の店がひしめきあってます。

Kanazawa07_002_1

金沢は日本三大寿司どころに数えられて
います。
とくにこの市場には、名店がずらり。
海鮮丼や寿司は食べなきゃ損。




その様子はまた後日ということで。Kanazawa07_017_1

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ゆれた、『ゆれる』

西川美和監督・脚本の『ゆれる』(2006年)をDVDで観ました。Yureru

山梨で家業のガソリンスタンドを継ぎ、勤勉で
真面目な性格の兄・稔(香川照之)。
東京へ出て、カメラマンとして成功した、枠に
とらわれない自由な性格の弟・猛(オダギリジョー)。

裁判にかけられた稔の公判が進むにつれ、兄弟の感情はもつれ、
2人の心境にそれぞれの変化が現れます。

すべてを奪われた、兄・稔。
すべてを奪った、弟・猛。

兄弟愛や絆について考えさせられる映画です。

あらすじ 
<母の一周忌法要の翌日、稔と猛、そして2人の幼なじみで今は
稔のガソリンスタンドで働く智恵子(真木よう子)が渓谷へ出かけます。
つり橋の上から、智恵子は転落死してしまいます。
すぐそばにいたのは兄の稔。偶然目撃したのは、弟の猛。
彼女の死は事故だったのか、それとも殺人だったのか。
公判が進む中で、意外な展開を迎えることになるのです。>

つり橋の上で何があったのか、真実はどうなっているのかは観る側
に任された物語になっています。

約120分の間に、心境や物事の「ゆれる」シーンを織り込みながら、
全体的に抑揚を抑えたストーリーになっています。
私は、香川照之の役は振り幅の大きな振り子のようなものだったと
思います。
演技力に感嘆をもらしました。オダギリジョーもいいんだ~、これが。

ラストシーン。7年後、出所した稔がバス停でバスに乗る直前、必死で
探していた猛が反対側の歩道から「兄ちゃん!」と叫んだとき…。
胸にぐっとくるものがありました。

しかし、稔が微笑むシーンで暗幕となります。
その後、2人は何を話したのか、一緒に住むことになったのかは
わかりません。
ただ一筋の光が差し込んだような温かい気持ちになって、
私は救われた気がしました。

約120分間、ゆれていたのは、私の方でした。

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芥川な日日

1週間前から、岩波書店の『芥川龍之介全集』を読みあさって
います。

芥川龍之介の本を読むなんて、学生時代以来のことです。

もともと調べたいことがあったので、ページをぱらぱらと
めくりながら流し読みしたり、読みたい箇所だけを繰り返し読んで
いただけだったのです。

ところが『鼻』、『羅生門』、『蜘蛛の糸』などは、あらすじを知って
いても素直に面白いと思えるではありませんか。
「そうそう、ここはこうなって…」
などと記憶を呼び出しながら読んでいると、流し読みのつもりだった
のがいつのまにか、芥川ワールドに引き込まれてしまいました。

つい3日前、書店を訪れたときに偶然知ったことがあります。
今年で、<芥川龍之介 没後80周年>だそうです。

別冊宝島のムックだったと記憶していますが、没後80周年を記念
して芥川龍之介を特集した本を見つけたのです。

芥川賞を受賞した作家達が、芥川作品にまつわるエピソードを
寄稿しています。芥川の代表的な20作品も掲載されています。

そこで私はまたまた芥川ワールドに浸ることになったのでした。
(彼の残した作品はほとんどが短編集なのですぐに読めますよ。)

たぶん、なにかのご縁かもしれないとつくづく思います。
もしかしたら、私に何かを気づかせようと暗示しているのかもしれ
ない―。

だから、私の芥川な日日はこれからもつづくのです。

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